善部町の妙蓮寺で、お会式で使われる角塔婆に今年も鉋掛けをさせて頂きました。
鉋は木肌を滑らかにする道具です。鉋使いによって大工の技量が推し量れるとも言われております。刃を作って?年、台を作って?年と年季が要る道具です。妙蓮寺お会式ではこの角塔婆をシンボルとして参道の中心に立てます。
- 昨年バージョン
- 削る用途によって鉋を使い分けるので鉋は7丁持参しました。
- 気を引き締めて作業開始です。
- 均等に削ります。
- 雨の降る中、本堂の軒下を借りて作業しています。
- 気持ちをこめて
- 手元のアップ
- ひたすら平らに、平らに
- 均等な幅になるように
- 木材が乾燥して亀裂を防ぐため背割りを施しております。
- 2度3度と繰り返し、文字が消えて行きます。
- 心を込めて
- 腕だけではなく体全体を使います。
- 砥石それぞれに役割があります。
- 鉋刃の研ぎは難しいです。
- しっかりと角度を保ちながら
- ここであわててはいけません。
- 完成、研ぎ終わった刃
- もう一丁
- 砥石にもこだわりを持っています。
- もう一丁上がり
- さあ作業再開だ
- 作業も順調です。
- しっかりと押さえながら引いて
- 仕上げに入ると調整はシビアになります。
- 最後の仕上げです。
- 完成です。